日台のSLが姉妹列車に 同じC57形のよしみで観光振興に一肌

【観光】 2017/06/24 15:48
日台のSLが姉妹列車に  同じC57形のよしみで観光振興に一肌

(花蓮 24日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)・玉里駅(花蓮県)で24日、台鉄のSL、CT273列車「仲夏宝島号」と、JR西日本のC57-1列車「SLやまぐち号」との姉妹列車協定締結式が行われた。両列車はいずれも日本の川崎車両で製造されたC57形蒸気機関車で、今後はSLを通じた鉄道交流や沿線の観光振興などが期待される。

玉里駅は、夏だけ運行される特別列車「仲夏宝島号」の出発駅。同日は今年度の初列車出発日でもあったことから、同駅には日台双方の鉄道関係者のほか、国内外の旅行客や鉄道ファンなどが多数詰め掛けた。

C57-1は1937年製造で、計201両あるC57形の記念すべき第1号機。細いボイラーと大きな動輪の組み合わせによる美しいスタイルから、「貴婦人」の愛称で親しまれた。1972年に動態保存され、1979年、SLやまぐち号として再デビューを飾った。

台鉄のCT273は1942年製造で、西台湾を南北に結ぶ西部幹線で当初は特急、後に普通列車のけん引車として運転された。1984年に台湾最後のSLとして惜しまれながら引退。2014年に「仲夏宝島号」として再デビューし、現在は毎年6月~8月の週末に東部の玉里-台東間を走る。

(汪淑芬・李先鳳/編集:塚越西穂)