台風21号、台湾全土で2人死亡300人以上けが

【観光】 2015/09/29 13:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台風21号、台湾全土で2人死亡300人以上けが

(台北 29日 中央社)中央災害対策センターによれば、28日夕から29日未明にかけて台湾本島を通過した台風21号の影響で、2人が死亡、324人が負傷した。このほか、29日午後0時11分現在も35万506戸が停電している。

先月初旬に直撃した台風13号で橋や住居が消失するなど大きな爪痕を残した新北市烏来区では、再び土砂崩れが発生。道路が寸断された。東部・宜蘭県では多くの街路樹が倒れたほか、民家のヒノキ製の屋根が吹き飛び、別の民家や自動車の窓ガラスを割った。

各地に大雨ももたらされ、27日午前0時から29日午前7時までの降水量は宜蘭県太平山で914ミリ、北部の山間部では約500~700ミリとなった。経済部水利署は29日正午現在、基隆市、新北市、宜蘭県、嘉義県、嘉義市、台南市に浸水への警戒を呼びかけている。

一方、台風による影響を受けなかった東部・台東では28日夕方から夜にかけて暖かく乾いた風が山を超えて吹き下ろす際に気温が上がる「フェーン現象」が発生し、午後6時39分、気温は36.3度まで上がった。

(劉世怡、盧太城/編集:名切千絵)