台風で崩壊した日本統治時代建造の鉄橋、修復完了できょうお披露目/台湾

【観光】 2015/09/09 18:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台風で崩壊した日本統治時代建造の鉄橋、修復完了できょうお披露目/台湾

(雲林 9日 中央社)2012年の台風で大きな被害を受け、昨年11月から修復が進められていた「虎尾鉄橋」(雲林県)のお披露目式が9日行われた。李進勇・県長は「橋は雲林の人々にとっての誇りだ」と述べ、100年以上の歴史を持つ鉄橋の復活を祝った。

虎尾鉄橋は日本統治時代の1907(明治40)年にサトウキビを運搬する糖業鉄道の鉄橋として建設。レール幅の異なる鉄道が線路の一部を共有する「三線軌条」が敷設された台湾唯一の鉄橋で、1982年の鉄道廃止後、2009年に県の古跡に指定されている。

2011年には3000万台湾元(約1億1000万円)あまりをかけて「観光鉄橋」として整備されたが、翌年に台風9号の影響で約50メートルにわたって崩壊、封鎖されていた。

その後、この橋の歴史的価値を知った大手電炉メーカー、東和鋼鉄の侯王淑昭最高経営責任者(CEO)が約1800万元(約6700万円)の寄付を決定。今年5月に修復が完了し、検査などが行われていた。

(葉子綱/編集:杉野浩司)