日本統治時代の嘉義神社、約半世紀ぶりに手水舎が復活/台湾

【観光】 2015/07/09 12:56 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本統治時代の嘉義神社、約半世紀ぶりに手水舎が復活/台湾

(嘉義 9日 中央社)嘉義市文化局は8日、旧嘉義神社の境内(現・嘉義公園)に残されていた手水舎を約半世紀ぶりに復活させた。同局では来訪者に手や口を清める日本式の作法を体験してほしいと呼びかけている。

嘉義神社は1915(大正4)年に一代目の社殿が完成。参拝需要の増加に合わせ、太平洋戦争末期の1944(昭和19)年には二代目の社殿が増設された。だが、一代目の建物は戦後、害虫被害により解体され、二代目も1995年の火災で焼失。今では社務所や手水舎などだけが当時の名残をとどめている。

その手水舎も長らく水の流れが絶えていたが、このたび同局が復活を決定。現代風に感応式の自動水栓が設置されたものの、古跡保護の観点から原状回復ができるよう配慮された。

同局は復活にあたり日本統治時代の手水舎に水を引き込んだ場所や水路の特定作業を進めたが、戦後の度重なる改修などで状況が変化しており、詳細は分からなかったとしている。

(江俊亮/編集:齊藤啓介)