台湾・台中市、きょうからバス路線再編 前市長推進のBRTは廃止に

【観光】 2015/07/08 15:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾・台中市、きょうからバス路線再編  前市長推進のBRTは廃止に

(台中 8日 中央社)台中市で8日、市内を走る路線バスの一部が再編された。市中心部と台中空港、清水、梧棲、大甲など同市郊外を結ぶ9路線などが新設され、交通事情の改善と高速化、利便性の向上をねらう。ただ、胡志強・前市長が渋滞緩和の切り札として鳴り物入りで導入した台中BRT(バス高速輸送システム)は7日夜を最後に廃止となった。

新たに運行を開始した9路線は、BRTのために設置された専用レーンなどを走行。同市の幹線道路、台湾大道を走るバスの本数はBRT時代よりも増加した。

同市交通局の王義川局長は8日早朝、運行状況を視察。バスを待つ乗客の長い行列はもう見られないと路線再編の効果を強調。利用者も本数の増加を実感した様子で「これから便利になりますね」と語った。

2014年6月に運行を開始したBRTは、円滑な運行を支援するシステムの不備や専用レーンの設計不良などが原因で沿線の渋滞がかえって深刻化し、他のバスとの乗り換えも不便になるなど市民からの不満が続出。再編に合わせて約1年間の短い歴史に幕を閉じた。

(廖壬楷/編集:齊藤啓介)