台風10号、進路西寄りに 台湾上陸の可能性低くなるも、大雨などの恐れ

【観光】 2015/07/07 13:06 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
左から台風10号、9号、11号=中央気象局提供

左から台風10号、9号、11号=中央気象局提供

(台北 7日 中央社)軽度台風(台湾基準)の台風10号は7日午後0時15分現在、台湾最南端、鵝鑾鼻(ガランピ)の南西約240キロにあって、時速9キロで北に進んでいる。台湾海峡に到達した後進路を西向きに変え、中国大陸の方に向かうと予想され、中央気象局は台湾上陸の可能性は低いものの、大雨や豪雨の恐れがあるとして注意を促している。

中心気圧は990ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は23メートル。大雨や豪雨が予想されているのは、嘉義以南および花蓮以南の地域。特に台東や屏東では局地的な豪雨の可能性もあり、同局は土砂災害に対する警戒を呼びかけている。

交通やイベントへの影響も出ている。フェリーでは、台東と緑島、蘭嶼を結ぶ便、屏東県の東港と小琉球を結ぶ便がそれぞれ欠航。台東で開催中の「2015台湾国際熱気球フェスティバル」は8日まで中止になった。国家森林公園「双流森林遊樂区」を始めとした屏東県内の多数の国家公園や歩道も閉園、封鎖になるなどしている。

一方、中度台風(台湾基準)の台風9号は、10日から11日にかけて台湾に最接近する見込み。北部地域に大きな影響を与えるとみられている。

(陳葦庭/編集:名切千絵)