日本時代に建築の台北郵便局、改修完了 85年前の情緒よみがえる/台湾

【観光】 2015/01/19 18:12 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本時代に建築の台北郵便局、改修完了  85年前の情緒よみがえる/台湾

(台北 19日 中央社)中華郵政は18日、老朽化に伴い外壁の改修工事が進められていた「台北郵便局」(台北郵局)の竣工(しゅんこう)式および郵政博物館台北北門分館の開幕式を同所で行い、郵便局の外壁に明かりが灯った。

台北駅の西側に位置する同郵便局は、日本統治時代に建築士・栗山俊一氏によって手がけられ、1930(昭和5)年に完成。改修工事は2006年に台北市政府文化局の審査を通過後開始され、昨年末に完了した。

この工事では元の外観と古跡の歴史的価値を尊重しようと、日本統治時代に台湾に持ち込まれた「人造石洗い出し仕上げ」という工法が採用され、素材には当時北投で生産された「防空色」と呼ばれる薄茶色のタイルが使われた。

式典に出席した台北市政府都市発展局の林洲民局長は、同市が再検討している台北駅西側の都市開発案において、台北郵便局は中心的な存在になるだろうと語り、今後の役割に期待を寄せた。

同郵便局は台北市の三級古跡に指定されている。

(汪淑芬/編集:名切千絵)