台湾最大の鉄道SNSサイト、アクセス数激減で閉鎖へ 惜しむ声相次ぐ

【観光】 2014/11/28 13:58 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾東部を走る花形気動車「光華号」。2014年7月引退

台湾東部を走る花形気動車「光華号」。2014年7月引退

(台北 28日 中央社)台湾最大の鉄道情報交流サイト「台湾鉄道網」が12月31日をもって閉鎖することが27日、分かった。大手紙「聯合報」など複数の台湾ディアが伝えている。

同サイトは開設して11年となり、これまでの累計アクセス数は2億7000万件に上っているが、近年若年層の利用者の多くがフェイスブックを通して鉄道関連の情報を収集するようになったため、1日あたりのアクセス数は全盛期の約6分の1にあたる4~5万件に落ち込んでいる。

サイト創設者の1人、鄭保志さんによると、同サイト発足後、インターネット上での交流のほか、台湾鉄道の車両を貸し切って自ら路線を決め秘境駅を訪れるイベントを行ったこともあり、これが台鉄におけるクルーズ列車の運行につながったという。

鉄道の専門家が案内役を務める国内外の鉄道旅行を企画し鉄道知識の普及に努めたり、廃線跡や鉄道史跡の保存を呼びかけるなど、多くの鉄道ファンに共通の思い出を与えてきたこのサイト。閉鎖後も皆の記憶に残りつづけるだろう。

(編集:荘麗玲)