台鉄・東部幹線の花蓮駅、「特等駅」に昇格/台湾

【観光】 2014/07/19 19:04 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台鉄・東部幹線の花蓮駅、「特等駅」に昇格/台湾

(花蓮 19日 中央社)台湾鉄路・東部幹線の花蓮駅が観光重要拠点駅として「特等駅」(特等站)に昇格することが決まり、これを記念する行事が19日午前、同駅前広場で行われた。

台鉄各駅はその利用者数や収入・業務など規模に基づき、台湾鉄路管理局によって「特等站」「一等站」「二等站」「三等站」「簡易站」「招呼站」のいずれかに指定されているが、花蓮駅は駅の旅客輸送収入が全国第2位と名実共に台湾東部輸送の中枢で、まもなく年間輸送量1000万人を突破すると見込まれており、今回、台北、台中、高雄に次ぐ台鉄第4の「特等駅」となった。

これまで台湾東部では、幹線道路の蘇花公路が落石などで通行止めになった場合などは鉄道による代替運送で野菜や果物が台北方面へ届けられ、花蓮駅は中心駅としての機能を長年果たしてきた。今年に入り、花蓮-台東を結ぶ台東線の全線電化工事が完了。先月28日の営業運転開始、今月16日の列車ダイヤ改正を経て日本から導入したプユマ号列車の車両が全て投入され、今後はプユマ号、タロコ号、復興号の特急・急行各種列車の主要始発・停車駅としての役割を担う。

19日の記念行事で挨拶に立った周永暉・台鉄局長は、今後、花蓮駅では職員の増員以外に、旅行者向け案内窓口、レストランなどの飲食関係、農産品の販売、自転車シェアリングとの提携などサービス向上を目指したいとした。また、列席した各党議員らは、各自治体からは台東線の運行本数が足りないとの不満の声が依然上がっているとし、将来も引き続き、花蓮-台東間の複線化や花蓮-台北間の第3の軌道設置を目標に東部の交通を一層便利なものにしてほしいと強調した。

この日午前、花蓮駅後站(西口)では「花蓮駅昇格記念乗車券セット」が120台湾元(約400円)で限定1000セット発売されたが、わずか25分で完売した。

(李先鳳/編集:谷口一康)