特急列車「プユマ号」、台東まで初試運転 プユマ族の大歓迎受ける/台湾

【観光】 2014/04/18 18:10 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
特急列車「プユマ号」、台東まで初試運転  プユマ族の大歓迎受ける/台湾

(台東 18日 中央社)台東の先住民、プユマ族(卑南族)にちなんで命名された台湾鉄路の特急電車、「プユマ(普悠瑪)号」が東部・花蓮-台東の新しい電化区間で試験運転を行い、きょう初めて台東入りした。人々は部族伝統の衣装を身にまとい、祖先の霊を迎えるかのように盛大に出迎えた。プユマ号は日本から導入された振り子式の新型車両で、今年6月から東部路線の主要部分を全てカバーする。

プユマ号がゆっくりと台東駅にすべり込むと、プラットホームではカラフルな民族衣装に身を包んだプユマ族の年長者や女性の歌と踊りでにぎやかに歓迎。列車が停止するや「ついに来てくれたね」と女性らが駆け寄り、車体をなでたり抱いたり写真を撮ったりの歓迎ぶり。プユマ族の頭目などは親指を突き出し“絶賛”しながら新しい列車の到着を喜んだ。さらに、部族の長老が運転士に花飾りを贈って感謝の意を表した。

部族の祈祷師、林清美さんは激しい競争の中、人口わずか1万人余りのプユマ族にちなんだ台鉄列車の命名が行われてとてもうれしかったと振り返り、自分たちの身内が帰って来た思いでプユマ号を迎えたと語った。また、運転士の張勝琥さんは、きょうの運行は大変順調で台湾東部の渓谷の景色も美しくとても心地よかったと初試運転の感想を述べた。

プユマ号が予定通り6月より営業運転に入れば、東部路線の旅客輸送能力は最大40%向上し、台北-台東間の所要時間は3時間30分に短縮されるという。

(盧太城/編集:谷口一康)