日本時代に建設の旧台中州庁舎などで、光のイベント開催へ/台湾

【観光】 2013/10/08 17:29 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本時代に建設の旧台中州庁舎などで、光のイベント開催へ/台湾

(台中 8日 中央社)日本統治時代の1913(大正2)年に建設され今年で100周年を迎える旧台中州庁舎(=写真)など台中市に残る歴史的建造物で、建物に映像や模様を投影する光のイベント「築・光・台中」が11月に実施されるのを前に、台中市政府できょう(8日)記者会見が行われた。

台中市政府文化局が11月1日から行うこのプロジェクションマッピングイベントは、台中州庁舎竣工100周年を記念し歴史的建築物の活性化を目的に実施されるもので、日本統治時代に建設された旧台中州庁舎と旧刑務所演武場を会場にして開催される。どちらも台中市の古跡として指定されており、前者は台湾総督府(現台湾総統府)も手がけた森山松之助氏が設計した二段階勾配の“マンサード屋根”を持ち、後者は日本風の瓦屋根を擁す特徴的な文化遺産として知られている。

イベントでは光の演出に加え、音楽や剣術のデモンストレーションなども合わせて行われ、視覚だけでなく聴覚も楽しめるとしており、文化局の担当者は東京駅やマカオの聖ポール天主堂跡でも同様のイベントが行われたことに触れ、「光の演出により普段とは違う姿になった建物を通して、改めて歴史的文化遺産を知ってもらえれば」と話している。

また会場では建物に“光の落書き”ができる体験イベントも行われるほか、スマートフォン用アプリをダウンロードして自分だけの3Dマッピングをデザインすることができるサービスも提供するとしている。

(編集:齊藤啓介)