日本からも関係者招き国際アニメ夏季講座/台湾・新竹

【観光】 2013/08/19 16:15 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本からも関係者招き国際アニメ夏季講座/台湾・新竹

(台北 19日 中央社)新竹県では8月19日から23日まで観光地としても名高い新竹県の内湾でアニメ制作の夏期講座「国際動漫夏令営」を開催、プロをめざす人を主な対象に台・日・米・中各国各地から招いたアニメ制作の関係者の講演が予定されている。

このイベントの担当講師は台湾の少年漫画、「無上西天」の葉明軒さんと「東華春理髪廳」の阮光民さん。またゲストスピーカーとして日本から「夏子の酒」の作者・尾瀬あきらさん、ゴジラなど特撮物を手がける西川伸司さん、中国の人気漫画家・姚非拉(ヤオ・フェイラ)さん、アニメーターのモーリス・ワンさん、さらに「銀河英雄伝」でメカニックデザインを担当している加藤直之さんが招かれる。

会場のある内湾(横山郷)は新竹県内陸の小さな町でかつては鉱業で栄えた。しかし、町の衰退を目の当たりにした地元商店街の代表らが14年程前、同じく新竹県の横山出身でアメリカ在住の台湾人漫画家、劉興欽さん(今年79歳)に相談を持ちかけ、その結果、昔懐かしい劉さんのヒット漫画のキャラクター、阿三哥(アーサングー)、大[女審]婆(ダーシェンポー)、小聰明(シャオツォンミン)で内湾観光を盛り上げることに成功、検討されていた台鉄・内湾線の廃止計画も取りやめとなり、今では家族連れなど観光客で週末・休日は大にぎわいだ。

観光事業に加え、新竹県ではアニメの絶大な魅力にも注目、3年前から「台湾漫画夢工場」プロジェクトと銘打って内湾線の竹東駅や内湾駅などをはじめ沿線各地に文化創造パーク、展示上演センター、アニメパークを建設、来年末までに完成させる予定。

【 写真 】 漫画のおばさんキャラ、大[女審]婆とその格好を真似た女性が内湾の町を練り歩く。2010年3月撮影

(編集:谷口一康)