集集線SLイベントで「デゴイチ」主人公に/台湾・南投

【観光】 2013/07/09 16:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
集集線SLイベントで「デゴイチ」主人公に/台湾・南投

(南投 9日 中央社)中部・南投県の台鉄・集集線で14日から「南投火車好多節」が開催される。今年の乗車体験イベントの主人公は、台湾でDT668と呼ばれている日本のD51形蒸気機関車。きのう乗車予約が始まった。

DT668号機は1941(昭和16)年に日本統治時代に台湾に導入されたD51形機関車のうちの一台で、近年動態復元されたもの。全長19.73メートル、高さ3.98メートル、牽引力1万7000キロと、台湾鉄道史上トン数最大。かつて貨物輸送の主力でSLファンにとっては夢の蒸気機関車だ。

集集線は台湾中部の彰化県と南投県を結ぶ鉄道路線で、軌間1,067ミリ、全長29.7キロ。全線単線で電化はされていない。大正後期に水力発電所建設の専用線として開通したものだが、近年、南投県が観光誘致に力を入れている。県主催の鉄道イベントは今年7年目で、最初投入していた“国宝級”のCK124が大人気だったが、去年はさらに“SLの王様”DT668が加わって一度に2つのSLを楽しむことができた。今年はDT668が一台で乗車イベントの任を担う。

「南投火車好多節」では7月14日~8月11日のイベント期間中、SL列車が毎週日曜4回運行されるが、南投県内のホテルに宿泊すれば無料乗車の申し込みが可。抽選による熱気球体験コーナーもある。開幕14日はSL第1便が午前、濁水駅をスタート、集集駅では新人歌手・朱俐静(Miu)による歌が披露され、陳志清・代理県長が熱気球に乗って地元の観光をアピールする。

(編集:谷口一康)