台湾「鉄道の日」 99歳の蒸気機関車がお目見え

【観光】 2013/06/10 16:08 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾「鉄道の日」  99歳の蒸気機関車がお目見え

(台北 10日 中央社)台湾鉄道管理局は9日、毎年6月9日の「鉄道の日」ならびに台鉄の設立126周年を記念し、100年ものの蒸気機関車など多数の貴重な蒸気機関車を各地でいっせいに公開、鉄道ファンをわかせた。

「鉄道の日」は、清の時代に中国大陸で始まった鉄道建設を記念したもの。9日のイベントで往年の英姿を披露した蒸気機関車の中でも、最も注目を浴びたのは25号(1914年製造)と31号(1917年製造)。それぞれ、中部の嘉義駅と、そこから森林鉄道でつながる阿里山駅から、満員の乗客を乗せ見事に記念運転を終えた。

また、東部の花蓮駅では、蒸気機関車LDK59(=写真、1930年製造)が登場。呉金添駅長は「昭和5年生まれの82歳」と紹介、東部輸送の重責を担ったヒーローで、東部の人々の共通の記憶だと目を細めた。

北部の新竹駅でも、今年で築100年を迎える駅舎を「鉄道の日」に合わせて祝おうと蒸気機関車DT668の展示イベントを行った。DT668は日本では「デゴイチ」の愛称で親しまれていたD51形と同じタイプ。駅では当日、駅舎100周年の記念切手や、DT668の特製切手と絵はがきが販売され、地元郵便局がブースを出し、多くの市民が限定の消印をもらおうと列をつくった。

(編集:張芳明、高野華恵)