台鉄海線の木造駅周辺に日本時代の街並み再現計画/台湾

【観光】 2013/04/19 14:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台鉄海線の木造駅周辺に日本時代の街並み再現計画/台湾

(台中 19日 中央社)台湾鉄道西部縦貫線の海線・日南駅(台中市大甲区)を中心とする「日南駅道」観光エリアの建設が交通部観光局により計画され、この年末にも工事が開始される。地域観光産業の活性化が狙いだ。

日本統治時代の1922(大正11)年に開業、90年の歴史を持つ日南駅は、北部から中部にかけての海側路線、海線の5つの木造駅舎のうちの一つ。日本式の建築で台中市指定の旧跡となっている。鉄道ファン必見の駅であると同時にブライダル写真の撮影場所としても人気が高い。

「日南駅道」プロジェクトは地方活性化をめざして駅周辺に、日南物語街、日南駅站(たん)、天皇米倉庫など、皇室への御用米輸送で栄えた日本統治時代の街並みを再現しようというもの。観光局では1800万台湾元(5900万円)をかけて今年年末に工事を開始、来年完成の予定。

日南駅付近の旧街道は現在もほぼ完全な形で残っており、精米工場や雑貨屋など当時の日本風の建築を再現することで、このエリアが台中市大甲地域の代表的な文化観光スポットに生まれ変わることが期待されている。

(編集:谷口一康)