阿里山森林鉄道開通100年記念で平地線23日運行再開

【観光】 2012/12/18 17:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
阿里山森林鉄道開通100年記念で平地線23日運行再開

(嘉義 18日 中央社)内外に有名な南部・嘉義県の景勝地、阿里山を走る阿里山森林鉄道は今月25日、開通100年目を迎える。これを祝おうと、3年前の台風被害で全面運行停止となっていた路線のうち、平地区間の運行が23日再開される。

阿里山森林鉄道は日本統治時代の1912(大正元)年12月20日に竣工、同月25日に開通した。平地の嘉義と阿里山とを結ぶ同鉄道は2009年8月の台風被害で通行不能となっていたが、今回は山岳部(竹崎~阿里山区間、57.2キロ)を残して平地区間(嘉義~竹崎区間、長さ14.2キロ)の運行が再開となる。全線の運転再開は2014年6月となる見通し。

開通100年目を記念して、23日には阿里山一帯に住む先住民族、ツォウ族の長老が幸福を祈る儀式を行い、そのあと、平地区間の運行が始まる。同区間の運転は休日に限っての走行となる。

17日には列車走行の安全性に万全を期して、ヒノキ製車両4両を牽引したディーゼル機関車の試運転が行われたが、列車の汽笛や踏切を通る時のカンカンと響き渡る警報音に、沿線民家の人々の心には森林鉄道への懐かしさや遠のきかけた思い出がしばしよみがえった。

なお今年、阿里山森林遊楽区を訪れた観光客は18日で過去最高となる延べ200万人を上回った。