草嶺トンネルの題辞は「”白”雲飛處」

【観光】 2011/10/30 18:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大

(台北 30日 中央社)台湾の民謡で有名な宜蘭の「丟丟銅(ティゥティゥタン)」で、水が草嶺トンネルの「天井」から通りかかる汽車に降りかかることを歌にしたもの。そのトンネルはとっくの昔に廃止され、今は自転車専用のトンネルで、30日新しい15キロのバイクコースのリンクになった時、入り口の題辞の懸案が解決された。

懸案を解決したのは交通部の毛治国部長。トンネルの南口の題辞の第一字は「白」であって「国」ではないのが決まった。

草嶺トンネルは全長2.2キロ、日本統治時代に築かれ、基隆の近くの八堵と蘇澳を結ぶ宜蘭線にあり、台湾の一番長い鉄道トンネルだ。トンネル開通の時、その南口に台湾総督府の賀来佐賀太郎総務長官が「白雲飛處」と題辞の文字をささげ、蒸気機関車が蒸気の白雲を吐き飛ばすところだと描いた。

ところが、題辞の文字は草書で、「白」は「白」か「国」かは判断しにくいので、2008年、トンネルが自転車専用道路に変更された時、交通部観光局の宜蘭管理処が「国雲飛處」と解釈したが、論争を引き起こした。

毛部長が考証した結果、「白雲飛處」と認定し、懸案を解決したのだ。ともあれ、論争していたバイクファンたちも加来氏の達筆に敬意を表している。