新竹の大学で日本語朗読コンテスト 台湾の学習者が日頃の成果を披露

【社会】 2020/10/23 13:05 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「第11回日本語朗読コンテスト」の参加者ら=上條純恵さん提供

「第11回日本語朗読コンテスト」の参加者ら=上條純恵さん提供

(台北中央社)交通大学(新竹市)で17日、学習者を対象に日本語朗読コンテストが開催された。大学生を中心に、小学生から社会人まで210人が参加し、日本の文学作品を読んで日頃の学習の成果を披露した。

開催は今年で11回目。日本語学習者に発表の場所を提供することで達成感を持ってもらい、学習の継続につなげるのが狙い。

主催する同大言語教育・研究センターの上條純恵助理教授(助教)によれば、当初は定員を160人とし、先着順に受け付けていたものの、参加希望者が殺到し、最終的には300人以上の応募があった。予定数を超えてからは抽選とし、枠を210人に拡大したという。

参加者は予選で、「夢」に関する詩4編のうち、1編を朗読。課題文には中原中也の「夢」や金子みすゞの「夢と現」などが選ばれた。決勝進出者は「竹取物語」と江戸川乱歩の「怪人二十面相」の2作品どちらかの1節を読んだ。近隣企業の駐在員など日本人10人が審査員を務め、朗読の流暢さや正確さ、表現力、態度の自然さを基準に評価した。

上條さんによると、参加者からは終了後、「日本語を話す自信がついた」「課題を通じて日本文化の理解が深まった」などの感想が寄せられたという。

銘伝大学応用日本語学科4年の李翊瑄さんが優勝した。

(編集:名切千絵)