台湾の北部沿岸で不発弾13発を処理 地元高齢者「旧日本軍と関連あるかも」

【社会】 2020/07/30 18:56 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
新北市貢寮区の沿岸海域で見つかった不発弾=読者提供

新北市貢寮区の沿岸海域で見つかった不発弾=読者提供

(新北中央社)北部・新北市貢寮区の沿岸海域で不発弾13発が見つかり、30日午前、国軍による水中爆破処理が行われた。地元の高齢者は、不発弾と旧日本軍との関連性を指摘している。

不発弾は21日、水深10~13メートルの海中で、海軍水下作業大隊(水中処分隊に相当)と海巡署(海上保安庁に相当)第二岸巡隊によって発見された。約100メートル離れた所には小学校がある。関係部署との会議の結果、軍側の専門的な意見を尊重して爆破処理することが決まった。

当日は午前9時ごろから大雨となったが、その後小降りに転じたため軍は実行可能と判断。同10時15分に遠隔操作で起爆させた。処理現場周辺では交通規制が実施されていたが、安全が確認され、午後5時までに解除された。

現場に近い貢寮区福連里の呉文益里長(町内会長に相当)が中央社の取材に応じた。呉氏によれば、地元に住む85歳の男性が不発弾について、旧日本軍と関係があるのではとの考えを示している。男性は幼少期に第2次世界大戦を経験しており、当時の記憶によれば、旧日本軍が米軍の空襲を逃れて同海域にやって来たものの、追撃を受けたことがあったと話しているという。

(王朝鈺/編集:塚越西穂)