横浜八景島が運営する新都市型水族館、コロナに負けず来月開業/台湾・桃園

【社会】 2020/07/17 12:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
マゼランペンギン=Xpark提供

マゼランペンギン=Xpark提供

(台北中央社)「横浜・八景島シーパラダイス」などを運営する横浜八景島(横浜市)が北部・桃園市で手掛ける新都市型水族館「エックスパーク」(Xpark)が8月7日に開業する。15日にはメディア向け説明会が催され、同社の台湾法人、台灣横浜八景島(桃園市)の藤井忠光董事長(会長)が、台湾でこれまでなかった“楽しく学べる”空間を提供したいと意欲を示した。

説明会では、台湾の他の水族館では見ることができないマゼランペンギンやフウセンウオなどを展示することが発表された。藤井氏は、台湾の水族館は教育を重視し、日本はレジャー志向が強いと指摘した上で、これらを融合させたXparkでは、作曲家・久石譲さんの音楽に合わせて泳ぐ6000尾のヒメツバメウオなど、独特の展示やパフォーマンスが楽しめると紹介。また、館内には日本のコーヒーチェーン、プロントの台湾1号店「Xcafe by PRONTO」もあり、ペンギンを観賞しながら食事ができるとアピールした。

日本の水族館として初の本格的な海外輸出となる同水族館。台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)桃園駅付近の大規模開発エリア内に建設された。初年度の入館者数として約160万人を見込んでいたが、新型コロナウイルスの影響で調整を余儀なくされた。

営業部の薛力銘経理(マネジャー)らによると、感染防止対策として、1日当たりの入場者数を平日9000人、休日1万人までに制限するほか、入場時間割制も導入する。体温チェックや消毒、スタッフのマスク着用なども徹底する。入場料は大人550台湾元(約2000円)で、24日にオンライン予約サイトでチケットの発売を開始する。今後は年間パスポートも発行する予定だという。

(余暁涵/編集:塚越西穂)