台湾が輸入を禁止している福島など5県産食品に関する衛生福利部(保健省)食品薬物管理署の2019年度のレポートがこのほど公開された。これによれば、放射線物質ストロンチウム90は検出されなかった。同署から委託を受けて調査を実施した台湾大の姜至剛教授が12日、中央社の取材に応じ、禁輸継続を決めた国民投票の結果について、市民が科学的な考えを信頼していないことが背景あるとの見方を示した。レポートでは情報透明化など理解促進の必要性を指摘している。
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