尾身氏「台湾は優等生」 新型コロナ対策の準備体制を称賛

【社会】 2020/06/29 15:31 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
尾身茂氏

尾身茂氏

(東京中央社)日本の新型コロナウイルス対策に関する政府の専門家会議で副座長を務めた尾身茂氏は24日、日本記者クラブで開かれた記者会見で、日本のPCR検査体制の準備不足に言及した際、日本と比較する形で、台湾を「優等生」だと形容した。

記者会見には尾身氏のほか、専門家会議の脇田隆字座長、岡部信彦構成員が出席した。

尾身氏は会見で、日本が幸運にも重症急性呼吸器症候群(SARS)や2009年の新型インフルエンザの重大な被害を免れたことに言及した上で、日本のPCR検査体制について、他のアジアの国に比べると「少し準備が悪かった」との見解を示した。その際に「台湾なんかは優等生」だと具体例として名前を挙げた。

尾身氏は会見後に中央社の取材に応じ、以前の専門家会議で台湾の感染防止対策の成果を高評価したことを紹介。台湾はSARSの経験がある上に中国との距離が近いために警戒心があり、さらに欧州からの輸入例が少ない点を指摘し、台湾の準備体制の良さをたたえた。

(楊明珠/編集:名切千絵)