台湾オペラの図書館、台北に開設 ベテラン女優、文化の伝承目指す

【社会】 2020/05/31 19:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾オペラの女優、陳亜蘭さん

台湾オペラの女優、陳亜蘭さん

(台北中央社)歌仔戯(台湾オペラ)の図書館が台北市内に開設され、31日、記念式典が開かれた。開設に尽力した台湾オペラの女優、陳亜蘭さんは台湾オペラの美しさをより多くの人に知ってもらいたいと願っている。

女優でありながら推進団体「台北市歌仔戯推広協会」の理事長も務める陳さん。台湾オペラの第一人者として知られる楊麗花さんの弟子でもある。「どんな形でも台湾オペラを推進できるのなら、勇敢に取り組むべき。恩師の楊麗花に言われ続けてきたことです」と陳さんは語る。

図書館には陳さんや楊さんが出演した作品のほか、台湾オペラで使われる独特な言葉に関する書籍も置かれている。台湾オペラで使われる言葉は、陳さんが最も魅力的だと感じている点の1つだ。図書館では台湾オペラに関する講座も開催する予定だという。

図書館は同協会と台北市政府文化局が提携し、龍山寺そばの文化振興拠点の中に設けられた。台北メトロ(MRT)龍山寺駅に併設されている建物の中にある。文化局の陳誉馨副局長は、台湾ならではの演劇を人々に知ってもらえればと期待を寄せるとともに、図書館の設置で同拠点をより多様な空間にしたいとの考えを示した。

(梁珮綺/編集:楊千慧)