「監獄のよう」発言で物議の英国人女性、隔離終了 人目避けて検疫所離れる/台湾

【社会】 2020/03/29 12:29 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
花蓮駅

花蓮駅

(花蓮中央社)英BBCが台湾の検疫所は「監獄のよう」と報道して物議を醸し、台湾の外交部(外務省)まで巻き込んだ一連の騒動の原因を作った英国人女性(28)が隔離期間を終え、29日早朝、英国の対台湾窓口機関、英国在台弁事処の手配で東部・花蓮県の検疫所を離れた。

同県衛生局の朱家祥局長によると、同局は本来、女性を含む4人の外国籍観光客を午前10時に花蓮駅まで送る予定だったが、英国在台弁事処が一足早く女性と同行者を迎えに来たという。

女性は交際相手とのバカンス旅行の途中に立ち寄った台湾で、14日間の隔離を求められ、案内された検疫所で隔離生活を送っていた。期間中、女性の母親が、娘が滞在する部屋は汚くお湯も出ず、洗濯場もない上に、最低限の食べ物しか与えられずに「監禁」されていると英BBCに訴え、BBCは事実確認をしないままこれを報道。記事の内容に不満を抱いた台湾のネットユーザーからのコメントがBBCのフェイスブックに殺到したほか、外交部も「事実と異なる」と遺憾を表明する事態に発展し、同記事は削除された。

(李先鳳/編集:塚越西穂)