全員陰性のクルーズ船、母港・基隆港への寄港認められる/台湾

【社会】 2020/02/10 14:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
基隆港への寄港が認められる国際クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」

基隆港への寄港が認められる国際クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」

(台北中央社)一部の乗船者を対象にした検疫を実施し、全員の陰性が確認された国際クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」について、母港・基隆港への寄港が認められた。同船は10日午後にも同港へ戻る。新型コロナウイルスの感染拡大で台湾は6日から、国際クルーズ船の寄港を禁止としていたが、同船の運営会社が営業運航でない形での寄港を希望。協議が続けられていた。

同船は沖縄・那覇から7日に帰国する予定だったが、国際クルーズ船の寄港禁止措置が6日に実施となり足止めされた。約1700人の乗客のほとんどが台湾人であることから受け入れる方向で調整が進められ、1日遅れの8日に基隆に到着。中国への渡航歴がある人や渡航歴が不明な人、外国人など128人を対象に検査が行われた。全員陰性の結果を受け、乗客は下船。帰途に就いた。

同船は物資補給を終えた後、9日午前に同港を一時離れた。交通部(交通省)航港局や衛生福利部(保健省)疾病管制署、同船の運営会社などが同日夜協議した結果、営業運航ではない形での寄港が認められた。中国人乗員や中国本土、香港、マカオへの渡航歴がある乗員の下船は認めず、船内にとどまるよう求める。台湾人乗員については、関連の渡航歴がない人のみ下船を許可し、14日間の健康管理を義務付けるという。

(余暁涵/編集:楊千慧)