台湾、マスク輸入の規制を緩和 1000枚まで申告不要に 個人的利用に限定

【社会】 2020/02/07 19:14 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
マスクを求める人の長い列=2月7日、南部・屏東市

マスクを求める人の長い列=2月7日、南部・屏東市

(台北中央社)新型コロナウイルスの感染拡大で、台湾でマスクの需給が逼迫(ひっぱく)しているのを受け、財政部(財務省)関務署は6日から、医療用マスクの個人輸入について、購入者自身が個人的に利用する場合に限り、1人1000枚まで申告不要とする措置を開始した。実施期間は暫定的に4月30日までとし、5月以降については状況に応じて判断するとしている。

一般貨物としての輸入や郵送、自身での持ち込みのいずれの場合も、制限枚数内であれば申告する必要はない。通常時は医療器材の輸入には衛生福利部(保健省)への事前申請が必要。

電子体温計は1人3本まで、耳式体温計用プローブカバーは同1000個まで、アルコール綿は同1000個まで、いずれも無申告で輸入できる。

各器材とも、制限個数を超えた場合は申告する必要がある。また、販売しないことを確認する誓約書への署名が求められる。

台湾では先月31日から、国内で生産されるマスクを政府が全て買い上げ、マスクの供給を管理している。今月6日からは、マスク購入に実名制を導入し、1人当たり週2枚の枚数制限も設けたが、現在の生産量は1日平均約320万枚程度にとどまっており、マスクが手に入りにくい状況が続いている。

(呉佳蓉/編集:名切千絵)