日本停泊クルーズ船から台湾人感染者 台湾、国際豪華客船の寄港全面禁止

【社会】 2020/02/06 17:22 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」。今月4日に北部・基隆港を出港し、那覇に立ち寄った後、7日午後に基隆港に戻る予定。乗客1738人のうち1709人が台湾人だという

クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」。今月4日に北部・基隆港を出港し、那覇に立ち寄った後、7日午後に基隆港に戻る予定。乗客1738人のうち1709人が台湾人だという

(台北中央社)新型コロナウイルスの集団感染が確認された横浜に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で6日、新たに見つかった10人の感染者の中に台湾人が1人いたことが明らかになった。中央感染症指揮センターが発表した。クルーズ船内での感染例が増えていることを受け、同センターは同日から国際豪華客船の台湾への寄港を禁止とする方針を表明した。

同センターによれば、台湾人感染者は60代女性。女性はすでに日本国内の病院に移送され、隔離の上で治療を受けているという。同船の乗客に台湾人は22人いるほか、台湾人の船員が2人乗っている。乗船者は引き続き船内にとどめられる見通し。日本では検査が続けられており、新たな結果が出た場合には日本側から台湾に通達されるという。

同センターの指揮官を務める陳時中衛生福利部長(保健相)は6日午前の会見で、クルーズ船内での集団感染について、非常に深刻だとの見解を示し、国際クルーズ船の寄港の禁止を決めたと説明。これまでは14日以内に中国本土、香港、マカオに停泊したクルーズ船のみを対象としていた。

一方、すでに台湾に到着する予定の船については、別に検討するとの姿勢を示した。船上に台湾人が乗っていた場合はなるべく下船させるようにするとし、帰国後は外出などを制限する「在宅検疫」を求めると説明した。

(顧セン、陳偉テイ/編集:楊千慧)