新型肺炎 男性患者、マスクせずに高雄のダンスホールに出入り/台湾

【社会】 2020/01/25 19:30 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
新型コロナウイルスへの感染が確認された男性が22日午後4時から同6時まで出入りしていた高雄市苓雅区のダンスホール「金巴黎舞庁」(グーグルマップより)

新型コロナウイルスへの感染が確認された男性が22日午後4時から同6時まで出入りしていた高雄市苓雅区のダンスホール「金巴黎舞庁」(グーグルマップより)

(台北、高雄中央社)中央感染症指揮センターは25日午後、新型コロナウイルスへの感染が確認された50代の台湾人男性が22日午後4時から同6時まで、南部・高雄市苓雅区のダンスホール「金巴黎舞庁」に出入りしていたと発表した。男性は当時、マスクを一切着用していなかったという。センターは、当該の時間帯に同ダンスホールに出入りした人々に対し、14日間の健康管理を行うよう呼び掛けている。

同センターは、従業員や来店客の特定が難しい上に、店内で近距離で接触していた可能性があるため、情報の公開に踏み切ったとしている。男性は24日に新たに公表された2人の患者のうちの1人。

高雄市政府衛生局の担当者によれば、男性は24日になって初めて、ダンスホールをマスク未着用で訪れていたことを申告した。医療機関受診時には情報を伝えていなかった。行動履歴を隠匿したとして、男性には感染症防止法違反で30万台湾元(約109万円)の過料が科されるという。

担当者は、同ダンスホールで働く女性が25日早朝、感染の疑いのある症状を訴えて医療機関を受診し、現在は隔離された状態で入院していることを明らかにした。

(許秩維、王淑芬/編集:名切千絵)