日本の駐台代表、台湾のWHO総会参加に支持を表明 新型肺炎拡大懸念で

【社会】 2020/01/25 14:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
泉裕泰・日本台湾交流協会台北事務所代表(資料写真)

泉裕泰・日本台湾交流協会台北事務所代表(資料写真)

(台北中央社)日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の泉裕泰台北事務所代表(大使に相当)は24日、同協会のフェイスブックで、世界保健機関(WHO)総会への台湾のオブザーバー参加を引き続き支持する日本の立場を表明した。新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けてWHOが22、23日に各国の専門家を集めて開いた緊急委員会に、当時感染が確認されていた中国以外の国の中で、台湾だけが招かれなかった。

泉代表は、日本は一貫して台湾のWHO総会へのオブザーバー参加を支持してきたと説明した上で、「新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、国際的な保健課題への対応に地理的空白を生じさせないためにも、引き続き台湾のWHO総会オブザーバー参加を支持してまいります」と台湾への支持を明確にした。投稿は日本語と中国語で行われた。

WHOは22日に発表した新型コロナウイルスの感染状況に関する報告で、台湾の感染例を中国の患者数に含めており、外交部(外務省)は23日、WHOに厳正に抗議し、不当な表示の即時訂正を求めた。加えて、台湾の専門家を新型コロナウイルスへの対応を巡る全ての会議に招くよう呼び掛けた。

(侯姿瑩/編集:名切千絵)