富嶽三十六景に美人画も 台湾で「五大浮世絵師展」 146点ずらり

【社会】 2020/01/22 17:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中右瑛さん。背景は歌川国芳の「相馬の古内裏」

中右瑛さん。背景は歌川国芳の「相馬の古内裏」

(台北中央社)江戸時代に活躍した浮世絵師5人の作品を紹介する「江戸風華-五大浮世絵師展」が中正紀念堂(台北市)で開催されている。展示されている「富嶽三十六景」をはじめとした名品146点は全て浮世絵収集家、中右瑛さんのコレクション。中右さんは台湾でも日本のアニメや漫画が愛されていることに触れ、浮世絵は日本の漫画のルーツだと紹介した。

同展は18日に開幕。中右さんはこれに合わせて訪台し、中央社の取材に応じた。およそ50年間にわたって3000点超の浮世絵を集めたという中右さん。浮世絵からは江戸時代の流行が見て取れると話し、日本文化が凝縮されているとの考えを示した。

同展で取り上げられているのは、「富嶽三十六景」で知られる巨匠、葛飾北斎のほか、風景画で北斎と肩を並べる人気絵師、歌川広重、美人画で一世を風靡した喜多川歌麿、役者絵の東洲斎写楽、ユニークな戯画を数多く手掛けた奇才、歌川国芳。会場にはそれぞれの特色が楽しめる作品が並ぶ。

4月19日まで。

(鄭景ブン/編集:楊千慧)