軍ヘリ墜落で殉職した参謀総長らの告別式しめやかに 追悼飛行も/台湾

【社会】 2020/01/14 17:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
告別式であいさつする蔡総統

告別式であいさつする蔡総統

(台北中央社)台北市の空軍松山基地指揮部で14日午前、軍用ヘリコプター墜落事故で殉職した沈一鳴参謀総長ら8人の告別式が営まれた。式を主催する蔡英文総統は、追悼の言葉を述べるとともに犠牲者たちに感謝した。各地の政府機関や公立学校などでは、半旗が掲げられ、弔意を示した。

式の後、出棺式が行われた。多目的ヘリコプターUH60「ブラックホーク」3機とミラージュ2000戦闘機4機によるミッシングマンフォーメーション(追悼飛行)が実施され死者の魂を送った。その後、殉職者たちの棺を載せた霊柩(れいきゅう)車が台北市内を回り、火葬場に向かった。沿道には多くの市民が詰めかけ、犠牲者の冥福を祈り、最後の別れを惜しんだ。

式には蔡英文総統をはじめとする政府関係者のほか、米空軍のマット・アイスラー准将も参列しており注目を集めた。

沈参謀総長ら一行13人を乗せた軍用ヘリコプターが今月2日、北東部・宜蘭県にある軍事施設慰問のため、松山空港(台北市)を出発したが、同県と北部・新北市の境の山中で墜落し、8人が死亡した。

(游凱翔、陳韻聿/編集:荘麗玲)