在大阪出先機関をネット上で中傷誹謗 台北地検が女を起訴/台湾

【社会】 2019/12/02 19:19 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
在大阪出先機関をネット上で中傷誹謗  台北地検が女を起訴/台湾

(台北中央社)台風の直撃を受け関西空港で足止めとなった台湾人旅行者への対応を巡り、台北駐大阪経済文化弁事処を侮辱する発言をインターネット掲示板に書き込んだとして、台北地方検察署(地検)は2日、官公庁の名誉を毀損した罪で女とその知人の男を起訴した。

地検によると、女は昨年9月6日、自身が契約したネット回線を知人の男に提供し、台湾人旅行者の孤立を巡る駐大阪弁事処の対応について「態度が確かに悪い」「とにかくひどい。最低すぎて死ねと思うレベル」などと批判する内容の文章をネット掲示板に投稿させた。文章発表後、女は無料通話アプリ「LINE」のグループのメンバーに文章を拡散するよう指示していたという。

検察の調べによると、女はライングループを通じて知人の男らに情報の拡散を指示し、指示を受けた男らが別のライングループで、特定の投稿への支持や批判をするようメンバーに働きかけていた。指示通りに動いた人たちは女から毎月1万台湾元(約3万6000円)の報酬をもらっていたという。

昨年9月4日に西日本を襲った台風21号の影響で一部の台湾人旅行者が関西空港で孤立したのを巡り、当時ネット上では駐大阪弁事処の対応が不適切だとする言論が出回った。同処に非難が殺到し、同月13日、蘇啓誠処長(当時)が自殺した。後に、非難の根拠となった情報が偽ニュースだったことも明らかになった。

(林長順/編集:荘麗玲)