台湾産米、千トン超が日本へ 過去最多 当局「味や安全性評価された」

【社会】 2019/11/29 16:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本に向けて出荷される台湾産米

日本に向けて出荷される台湾産米

(桃園中央社)台湾の輸出入業者が受注した1140トンの台湾産米が29日、日本に向けて出荷された。行政院(内閣)農業委員会農糧署の胡忠一署長は、日本からの受注量は過去最多だと報告し、台湾産米の味と精米、安全性が高く評価されたと喜びを示した。

出荷に先駆け、北部・桃園市内の精米所で同日、記者会見が開かれた。胡氏によると、コメを受注したのは南部・高雄市の輸出入業者、上達糧業国際。日本企業との連携によって、大量受注の獲得に成功したという。今回出荷されるコメについては、日本による残留農薬などの厳しい検査をクリアしたものだと強調。近年、政策として安全性に配慮した農業を推進してきた成果だと述べた。

同署は、台湾産米は日本産米と同じ中・小粒米に属し、冷めてもふっくらと粘りがあり、寿司に適していると説明。これまでコメを輸出してきたシンガポールや香港、太平洋諸国、中国に加え、今後は日本での市場開拓にも力を入れたいと意気込んだ。

(邱俊欽/編集:塚越西穂)