今月末に台湾で香港応援パレード 両地の歌手が会見、参加呼び掛け

【社会】 2019/09/13 12:57 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
香港応援パレード参加を呼び掛けるサムさん(前列左から2人目)とデニス・ホーさん(後列左から2人目)

香港応援パレード参加を呼び掛けるサムさん(前列左から2人目)とデニス・ホーさん(後列左から2人目)

(台北 13日 中央社)香港で「逃亡犯条例」改正案を発端に巻き起こっている大規模デモを応援するパレードが今月29日に台北市内で行われるのを前に、香港の歌手で民主化運動を支援するデニス・ホー(何韻詩)さんや台湾のロックバンド、ファイヤー・イーエックス(滅火器)のサム(楊大正)さんらが12日、同市内で記者会見を開き、参加を呼び掛けた。

サムさんは29日のパレードは香港にエールを送るだけではないとし、「圧力は(台湾の)入り口まで来ている。われわれの世代が一緒に向き合うべき問題だ」と危機感を示す。ホーさんは、この抗議活動は香港人が単独で向き合うものではなく、圧力は世界各地に入り込んでおり、台湾や米国、カナダなどでも各種の自己検閲や中国の力の介入が見られると指摘する。「香港はこの抗争の前線にいる」と訴えた。

パレードを発起したのは社会運動団体「台湾青年民主協会」や在台香港人でつくる「香港辺城青年」ら複数の市民団体。香港辺城青年の代表、ドラさんは、「現在の運動はすでに単なる逃亡犯条例改正案反対運動ではない。時代革命だ」と述べ、民主化を求める運動に発展していると現状を説明した。

パレードは29日午後3時に立法院(国会)そばを出発し、台北駅や西門町などを経由した後、再び立法院そばに戻る予定。その後、夜間集会が開かれる。

(洪健倫/編集:名切千絵)