台湾鉄道・瑞芳駅の日本語ボランティア4人に栄誉賞 平均年齢90歳

【社会】 2019/08/21 17:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
表彰された日本語ボランティアの(左から)李春長さん、王孝敦さん、許陳配さん

表彰された日本語ボランティアの(左から)李春長さん、王孝敦さん、許陳配さん

(台北 21日 中央社)北部・新北市の台湾鉄道・瑞芳駅で活躍する平均年齢90歳の日本語ボランティア4人が、交通事業に貢献した団体や個人を表彰する交通部(交通省)の「金路奨」を受賞した。

金路奨は8部門あり、今年の受賞者は計54団体・個人。4人には「特殊貢献賞」が贈られた。交通部に所属する各部局が毎年持ち回りで主催しており、今年は高速公路局によって準備が進められてきた。

同局が20日に行った定例記者会見では、特別に4人の活躍ぶりが紹介された。一人が週平均3~4日程度駅に駐在して通訳やガイドなどの業務をこなしており、情熱的なサービスは日本人観光客に好評で、感謝の手紙が多く届けられているという。

記者会見には3人が出席。国の名誉と旅客の安全がかかっていると思うだけで熱意が湧いてくると意気込みを見せたのは、1928年生まれで最高齢の李春長さん。国籍にこだわらず全ての旅客に対等にサービスするのがモットーで、これまで10年以上続けているが疲れを感じることは全くないと話した。

30年生まれの許陳配さんは、元瑞芳駅長の息子に勧められてボランティアになったという。携帯電話を遺失して慌てている相手を落ち着かせたり、探すのを手伝ったりすることが多いと語った。もう一人は、29年生まれの王孝敦さん。歌が大好きで、日本人観光客を乗せたバスで日本語の歌を披露することもあるそうだ。

授賞式は21日、台北駅で行われた。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)