中央社董事長、高知県の国際親善大使に就任 台湾への観光PRに協力

【社会】 2019/08/15 12:56 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
高知県の尾崎正直知事(左)から委嘱状を手渡される中央通訊社の劉克襄董事長

高知県の尾崎正直知事(左)から委嘱状を手渡される中央通訊社の劉克襄董事長

(高知 15日 中央社)生態作家の劉克襄・中央通訊社董事長(会長)は9日、高知県の観光キャンペーン「リョーマの休日~自然&体験キャンペーン」初の国際親善大使に任命された。高知県庁で尾崎正直知事から委嘱状を手渡された劉会長は、高知の観光PRへの貢献に意欲をみせた。

劉会長は歴史や自然への造詣が深く、エッセーや小説を40冊余り出版。台湾や香港に多くの読者を抱える。尾崎知事は今年2月に台北の中央社本社を訪れた際、劉会長の協力を打診していた。県は劉会長の国際親善大使就任によって歴史や文化、自然、アクティビティなどの情報発信を強化し、台湾や香港などでの訴求力を高めたいとしている。

尾崎知事は劉会長に高知の伝統の旗「フラフ」とよさこい祭りで踊りに使われる「鳴子」を贈呈。劉会長は東部の離島・蘭嶼のトビウオのイラストが描かれた陶器と、86歳の母親が高知の名所を題材に描いたポストカードサイズの絵4枚を尾崎知事に贈った。劉会長の母親は日本の教育を受け、日本の多くの地域を訪れたことがあるが、四国には行ったことがなく、息子が高知を訪問すると知って2カ月をかけて絵を仕上げたという。

劉会長は取材に対し、「ガイドブックには載っていない部分をより多く紹介し、多くの人に理解を促す役割を担いたい」と意気込んだ。

(楊明珠/編集:名切千絵)