台湾芸術家の大型アートに響くハーモニー 瀬戸内でアカペラフェス最終日

【社会】 2019/08/13 15:48 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾人芸術家ワン・ウェンチーさんの作品「小豆島の恋」で歌を披露する「オカイ・アカペラ(欧開合唱団)」

台湾人芸術家ワン・ウェンチーさんの作品「小豆島の恋」で歌を披露する「オカイ・アカペラ(欧開合唱団)」

(台北 13日 中央社)アジア最大規模とされる台湾発のアカペラの祭典「ボーカルアジアフェスティバル」が12日、香川県で最終日を迎えた。現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の一環として実施されたこの日の「アカペラデー」では、瀬戸内海に浮かぶ島に展示された台湾人芸術家の大型作品などを会場にシンガーたちがハーモニーを響かせた。

台湾を拠点に2011年からアジアの主要都市で開催されてきた同フェス。日本での開催は今年が初めてで、3年に一度の同芸術祭とコラボレーションした。

芸術祭には台湾人芸術家リン・シュンロン(林舜龍)さんとワン・ウェンチー(王文志)さんが作品を出品。両方とも小豆島に展示されている。

数千本の竹が組まれたリンさんの作品「国境を越えて・波」では、台湾のアカペラグループ「Moment Singers」と客家歌手のシュ・グェイイン(徐貴英)が客家語や台湾語の歌を披露。言葉の壁を越えたコミュニケーションをテーマにしたリンさんの作品と呼応し、観客に心と身体でメロディーを感じてもらった。

ワンさんの作品「小豆島の恋」では、台湾原住民(先住民)プユマ族出身の歌手、サンプーイ(桑布伊)や台湾原住民のメンバーで構成された「オカイ・アカペラ(欧開合唱団)」が出演。「台湾の歌」を人々に届けた。

(鄭景ブン/編集:楊千慧)