野菜の包装材に日本語表記、割高で販売 消費者団体が問題視/台湾

【社会】 2019/06/12 19:26 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中華民国消費者文教基金会の雷立芬董事長

中華民国消費者文教基金会の雷立芬董事長

(台北 12日 中央社)中華民国消費者文教基金会(消基会)は12日、記者会見を開き、日本語が書かれた包装材に入った野菜が割高で販売されている状況が認められたと報告した。同基金会の雷立芬董事長(会長)は、これらの野菜は台湾産だとした上で、消費者に日本産と思い込ませて高く売ろうとしたのではないかと指摘し、業者の意図を問題視した。

雷氏によると、先ごろ消費者から、台北市内のショッピングセンターに併設されるスーパーマーケットで、日本語が大きく記されたビニール袋入りのチンゲンサイが他所より高額で売られているとの指摘があった。これを受けて現場に赴き調査したところ、当該業者が販売する野菜全般に、ほかのスーパーの1.7~2.5倍に相当する価格が付けられていることが分かった。一般の野菜だけでなく、生産履歴が付いたものや有機野菜と比べても割高だったという。

一方、業者側はメディアの取材に対し、自社のパッケージは20年以上使用しており、日本語だけでなく、中国語の表記もあるとして反発。2カ国語表記にしたのは日本人客も購入するためで、価格については、一年を通して同一価格で販売する経営手法だと説明した。

(楊淑閔/編集:塚越西穂)