クリエーティブエキスポ台湾が開幕 会場の一つは日本時代の鉄道工場

【社会】 2019/04/25 18:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北機廠鉄道博物館

台北機廠鉄道博物館

(台北 25日 中央社)台湾のクリエーティブ産業の祭典「クリエーティブエキスポ台湾」(台湾文博会)が24日、台北市内の5会場で開幕した。文化部(文化省)が整備を進める台北機廠鉄道博物館も会場の一つで、ここでは歴史ある建物を通して未来を展望するイベント「NEXT鉄道博物館」が開催されている。

台北機廠は、日本統治時代の1935(昭和10)年に落成した鉄道工場。2013年に工場機能が移転した後、跡地が2015年に国定古跡に指定された。現在、国家レベルの鉄道博物館として再活用するための修繕工事が行われている。

同イベント開催に当たっては、これまで敷地を囲んでいた塀の一部が初めて取り払われて内部が見通せるようになった。敷地内に残る組み立て工場などを参観者に見てもらうことで、台湾の鉄道文化の変遷に思いを馳せると同時に、未来への想像を膨らませてもらうのが狙い。音楽会や講座、ガイドツアーなども行われる。

クリエーティブエキスポ台湾は、文化部主催で2010年から開かれており、今年で9回目。5つの会場は台北機廠鉄道博物館のほか、華山1914文化創意産業園区▽松山文創園区▽花博公園争艶館▽旧空軍総司令部を活用した文化施設、空総台湾当代文化実験場。それぞれに異なるテーマが設けられ、多様性に富む台湾の文化を紹介する。

松山文創園区と花博公園争艶館の2会場は28日、その他3会場は5月5日まで開催。

(鄭景ブン/編集:塚越西穂)