2人の青年登山家、台湾人初のK2制覇に挑戦 文化人らが応援

【社会】 2019/04/24 15:26 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾人初のK2制覇に挑む張元植さん(右)と呂忠翰さん=張さん提供

台湾人初のK2制覇に挑む張元植さん(右)と呂忠翰さん=張さん提供

(台北 24日 中央社)台湾の青年登山家、張元植さんと呂忠翰さんが今夏、パキスタン北部にある世界第2位の高峰、K2(8611メートル)に挑戦する。台湾では2000年、別の登山隊が登頂を試みたが途中で断念しており、今回成功すれば、台湾人として初の快挙となる。

2人はK2制覇を目指し、10年以上にわたって8000メートル級の高山に毎年挑み続けるなどして経験を蓄積してきたという。2人の志に心を打たれた作家で文化評論家のセン偉雄氏が、資金調達を応援しようと、インターネットで賛同者から資金を募るクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げた。出資者へのリターン(見返り)として、2人は帰国後にK2の自然や地理など各分野の報告書をまとめるほか、文章や映像による見聞録も制作する。これらは台湾人による初めてのK2関連資料になる見通し。(セン=擔からてへんをとる)

セン氏の呼び掛けに、多くの文化人が呼応。グラフィックデザイナーや写真家などがプロジェクトに名を連ねる。鄭麗君文化部長(文化相)も2人にインタビューして激励したほか、ロックバンド、ファイヤー・イーエックス(滅火器)も応援歌を書き下ろした。同曲を収録したシングルCDは、出資者へのリターン品の一つとして提供される。

18日に開始されたクラウドファンディングの最終目標額は約400万台湾元(約1450万円)。24日までに245万元(約890万円)余りが集まっている。

(蔡ホウ敏/編集:塚越西穂)