ウーバー規制に運転手が抗議 交通部「業者間の公平な競争維持」/台湾

【社会】 2019/04/22 14:37 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
黒と白の自動車で文字を作り規則改正に「ノー」と訴えるウーバーの運転手

黒と白の自動車で文字を作り規則改正に「ノー」と訴えるウーバーの運転手

(台北 22日 中央社)配車アプリ「ウーバー」を規制するための規則改正を前に、運転手からなる「配車プラットフォーム自助会」は21日、総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道で抗議活動を行った。黒と白の自動車約200台で文字を作り規則改正に「ノー」と訴えた。交通部(交通省)の王国材政務次長は22日、規則改正は業界のすみわけを徹底するためだと説明。業者間の公平な競争を維持していく立場を示した。

ウーバーは2013年に台湾に進出。登記上は情報通信業となっており、事実上の白タク行為になっているとして政府が問題視。罰則強化などを背景に2017年2月にサービスを停止したが、同年4月レンタカー事業者との提携で再開した。これに対し交通部は今年2月、関連規則の改正案を公告。レンタカーが街中を走り回り、客を輸送してはならないなどとする条文が盛り込まれる見通しとなった。

ウーバー側は、配車アプリによる運営方式を新たなサービス提供の形として認めるよう政府に求めている。だが、タクシー業者は売り上げに影響を及ぼすとしてこれに反発。双方の対立は深まっている。

王政務次長は22日、立法院(国会)交通委員会に出席。ウーバーがタクシー業への申請を行い、規則で認められた「多元化タクシー」の方式による運営であれば認めることができるとの見方を示した。

(陳葦庭、汪淑芬/編集:楊千慧)