漫画「島耕作」最新刊、全編台湾が舞台 取材・執筆に約半年

【社会】 2019/03/20 17:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「会長 島耕作」11巻のカバーを飾る松山慈祐宮

「会長 島耕作」11巻のカバーを飾る松山慈祐宮

(台北 20日 中央社)人気漫画「島耕作シリーズ」の「会長 島耕作」11巻が22日、台湾と日本で同時に発売される。シリーズ初となる「台湾編」で、全編台湾が舞台。作者の弘兼憲史さんは約半年かけて取材、執筆を行ったといい、最新刊では台湾の政治や経済に関する内容が盛り込まれた。

台湾版の出版を手掛ける尖端出版の企画宣伝主任、劉宜蓉さんによれば、弘兼さんは何度も台湾を訪れたことがあり、台湾の政治や経済についても関心を寄せている。最新刊では中国との関係や外交の現状のほか、民進党政権が推進する東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指す「新南向政策」にも触れられているという。

昨年、講演で訪台した際にも観光スポットを数カ所回って資料用に写真を撮っていたという弘兼さん。同作には超高層ビル「台北101」や九フンなど台湾の名所や施設が約20カ所登場する。表紙には260年余りの歴史を誇る台北市の「松山慈祐宮」が描かれた。(フン=にんべんに分)

劉さんによると、同シリーズでは以前にも台湾に関するストーリーが描かれているが、全編台湾を舞台としたのは今作が初。単行本の台湾と日本での同時発売も今回が初めてだという。

(江佩凌/編集:楊千慧)