総統府落成100周年 写真で歴史振り返る 特別展、来月24日から/台湾

【社会】 2019/02/19 18:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
国慶節に合わせ、プロジェクションマッピングショーが行われる総統府=2018年10月5日撮影

国慶節に合わせ、プロジェクションマッピングショーが行われる総統府=2018年10月5日撮影

(台北 19日 中央社)総統府庁舎が落成から今年で100年になるのを記念し、関連行事が予定されている。来月24日に開幕する特別展では、中央社が所蔵する100枚の古い写真を展示し、総統府の歴史を振り返る。

文化部(文化省)の資料によると、総統府庁舎は日本統治時代の1919(大正8)年、当時の総督府として完成。当時の東アジアで屈指の大きさを誇った。建物は第2次世界大戦後期に米軍の空襲によって大きく損傷したが後に修復され、1949年に国民政府が台湾に移転して以降、総統府として使われるようになった。国定古跡に登録されている。

100周年記念行事では特別展のほか、総統府周辺を走るランニングイベントを3月24日に開催。4月2日には記念切手も発売される。

蔡英文総統は2016年5月の就任以来、「人々の総統府」を目指し、従来とは異なる催しをこれまでに開催してきた。昨年は映画「スター・ウォーズ」の登場キャラクターに扮したファンを総統府で歓迎するなどし、大きな反響を得た。18日に総統府で開かれた100周年のメーンビジュアル発表会見で林鶴明報道官は、より開かれたイベントを開催することで総統府を権力の象徴とは違った場所にし、人々に一体感を感じてもらいたいと述べた。

(游凱翔/編集:名切千絵)