駐日副代表、漢詩で台湾のランめでる=東京・世界らん展

【社会】 2019/02/16 18:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
世界らん展を見学する郭仲煕・駐日副代表(右)。右側は台湾蘭花産銷発展協会の受賞作「春よ、来い」

世界らん展を見学する郭仲煕・駐日副代表(右)。右側は台湾蘭花産銷発展協会の受賞作「春よ、来い」

(東京 16日 中央社)東京都内で15日に開幕した「世界らん展」に、台湾の花卉(かき)業者5社が出展している。台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の郭仲煕副代表は同日、台湾のブースを訪れて花を観賞。「台湾の光(誇り)」「台湾と日本の友好交流の証し」などと称賛し、漢詩を吟じて美しさをめでた。

今年29回目を迎える同展は、18カ国・地域から集められた3000種、10万株のランを展示。台湾からは、ラン産業の振興を目指す台湾蘭花産銷発展協会が5業者を率いてブースを設置。同日にはランのコンテストも行われ、同協会がディスプレイ部門で奨励賞を獲得したほか、ココアオーキッドファーム(可可金鞋蘭場)など2業者が海外奨励賞などを受賞した。

同協会の高紀清・前理事長は、日本のランにはピンク系が多いのに対し、台湾のランは色合いが鮮やかだと紹介。時代の変化に伴って若い世代は色彩が鮮明な花を好む傾向があるとして、台湾品種が持つ優位性に自信を示した。

高氏によると、台湾が日本向けに輸出するランはコチョウランの盆栽が最多で、その次がオンシジュームの切り花。近年では、葬儀用の切り花が徐々に需要を伸ばしているという。高氏は、第2次世界大戦後のベビーブーム世代の高齢化などを見据え、今後10年内に切り花のニーズがピークを迎えると分析し、日本市場拡大に期待を寄せている。

東京ドームで22日まで開催。

(楊明珠/編集:塚越西穂)