長老教会牧師・高俊明さん死去 台湾民主化に尽力 慈善活動に従事

【社会】 2019/02/15 18:59 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
高俊明さん=2006年撮影

高俊明さん=2006年撮影

(台北 15日 中央社)台湾基督長老教会牧師の高俊明さんが14日死去した。89歳。高さんは慈善活動に生涯を捧げ、長きにわたって台湾の民主化運動に身を投じた。

1929年生まれ、南部・台南出身。玉山神学院院長や長老教会総会総幹事、総統府資政(顧問)などを歴任した。教会総会総幹事在任中の77年に発表した「台湾基督長老教会人権宣言」では台湾を新しく独立した国家にすると主張し、世間を驚かせた。国民党政権が反体制デモを弾圧した「美麗島事件」翌年の80年には、デモ指導者の逃亡を手助けしたとして逮捕、投獄された。

高さんの訃報に、蔡英文総統や蘇貞昌行政院長(首相)、蘇嘉全立法院長(国会議長)など政界から死を悼む声が相次いだ。

(温貴香、顧セン、葉素萍/編集:名切千絵)