台北で最後のスタジオジブリ・レイアウト展

【社会】 2019/01/19 16:04 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
展示される「千と千尋の神隠し」のレイアウト

展示される「千と千尋の神隠し」のレイアウト

(台北 19日 中央社)高畑勲監督や宮崎駿監督のアニメーション作品の魅力を伝える「スタジオジブリ・レイアウト展」が19日、台北市内で始まった。台北での開催は初めて。同時に台北は、2008年から東京を皮切りに日本の国内外を巡回してきた同展の最後の会場でもある。同社の星野康二会長は18日の開会式で、最後に台北を選んだのは台湾でジブリ作品が多くの人に愛されているからと説明。作品の細部から創作者の思いを汲み取ってほしいと来場を呼び掛けた。

昨年6~9月に開かれた宮崎会場を最後に日本での巡回を終えた同展。星野氏によると、関係者の間で、有終の美は海外で飾りたいという声が上がっていたという。台北会場では、「風の谷のナウシカ」、「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」などのレイアウト約1400点が展示される。

星野氏は、今回は「これが最後だ」という思いで作品の運搬や準備に臨んだと、名残を惜しむ気持ちを吐露。また、昨年4月に亡くなった高畑監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」、「かぐや姫の物語」などのレイアウトも展示されると紹介し、作品を通じて高畑監督をしのんでほしいと語った。

中正紀念堂で4月18日まで開催。

(江佩凌/編集:塚越西穂)