故宮博物院所蔵の名品を日本初公開 顔真卿展、東博で開幕/台湾

【社会】 2019/01/16 13:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
故宮所蔵の名品に見入る入場者たち

故宮所蔵の名品に見入る入場者たち

(東京 16日 中央社)国立故宮博物院が所蔵する唐の書家、顔真卿の「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」が15日、東京都台東区の東京国立博物館(東博)でお披露目された。日本で公開されるのは初めて。同作は16日開幕の特別展「顔真卿(がんしんけい)-王羲之(おうぎし)を超えた名筆」で展示される。

故宮からは唐時代の僧、懐素(かいそ)の「自叙帖(じじょじょう)」も出品される。同作も日本初公開となる。

15日に行われた同展の開会式では、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)や劉芳如・故宮書画処長、東博の銭谷真美館長らがテープカットを行った。

故宮が所蔵する両作品は台北では2012年1月を最後に公開されておらず、展示後少なくとも3年は非公開になる。謝代表は報道陣の取材に対し、日本で展示されるのは貴重な機会だとし、日台の友好関係を示していると語った。

主催した毎日新聞社の朝比奈豊会長は、約6年前から作品の貸し出しに関して交渉を行ってきたと明かし、政治を超えて皆が一緒に古くから伝承されてきた東洋文化を鑑賞し、交流することが最も重要だと述べた。

同展は来月24日まで。

(楊明珠/編集:名切千絵)