日台の介護・医療関係者が交流 高齢社会の課題について意見交わす

【社会】 2018/12/23 19:15 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
左から加藤忠相氏と佐々木淳氏

左から加藤忠相氏と佐々木淳氏

(台南 23日 中央社)台南市の奇美医院で22日と23日、認知症と長期介護の発展に関する国際シンポジウムが開かれ、医療関係者や長期介護に関心を持つ約240人が集まった。日本からは医療法人社団悠翔会理事長の佐々木淳氏と介護施設「あおいけあ」の代表、加藤忠相氏が参加。両氏は23日の会合で日本の介護現場の実務経験などについて紹介し、台湾の参加者と交流を深めた。

加藤氏は、日本の方が高齢者の介護におけるサービスが充実しており、それを見習うべきと一般的には考えられているとした上で、自身が台湾の方法や実例を実際に目にして、台湾に学ぶことの方が多いと思うようになったとの見解を示した。

台湾は今年3月末時点で、全人口に占める65歳以上の高齢者の割合(高齢化率)が14.05%に達し、世界保健機関(WHO)が定義する高齢社会に突入した。介護が必要な高齢者が自宅でサービスを受けられるよう、政府は、10カ年計画を進めており、コミュニティを基盤とした長期介護サービスのシステムの整備や介護する家族の負担軽減を図る取り組みなどを行っている。

(楊思瑞/編集:荘麗玲)