高橋真麻さん、日台文化融合の着物姿披露 客家人作家の翻訳作品をPR

【社会】 2018/12/16 11:33 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
客家委員会の范佐銘副主任委員(左)から「客家文化振興大使」の任命証を受け取る高橋真麻さん

客家委員会の范佐銘副主任委員(左)から「客家文化振興大使」の任命証を受け取る高橋真麻さん

(東京 16日 中央社)客家人作家の日本語訳作品をPRする記者会見が15日、東京都内で行われ、フリーアナウンサーの高橋真麻さんが客家を象徴するアブラギリをデザインした手描友禅の着物姿で登場した。高橋さんは出版された書籍に収録されている詩を感情豊かに朗読し、「読んだ人それぞれが情景や心情を想像できる素敵な作品」と客家文学の魅力を紹介した。

客家は台湾のエスニックグループの一つで、人口の約2割を占める。台湾の客家文化の普及に取り組む客家委員会は日本の人々にも客家文学を知ってもらおうと、代表的な客家人作家5人の作品を日本語に翻訳するプロジェクトを推進。今年6月から7月にかけて5冊が日本で出版された。記者会見には5人の作家のうち利玉芳さんと甘耀明さんが出席。同委の范佐銘副主任委員によれば、作家を同行して海外でPRを行うのは日本が初めてだという。

台湾にはこれまで20回ほど足を運んでいるが、客家の地域を訪れたことはないという高橋さん。利さんと甘さんからおすすめの客家グルメとして、ピーナッツやごまなどをまぶして食べる「客家もち」やきしめんに似た「[米反]條」を紹介されると「客家文化にふれる楽しみができた」と興味をのぞかせた。

5冊の作品については「日本とは目線が違う文学作品。日本の人々にも楽しんでもらえるんじゃないか」と太鼓判を押した。

高橋さんは「客家文化振興大使」に任命され、范副主任委員から任命証を受け取った。

三省堂書店の神保町本店(東京都)や一部店舗では客家文学フェアを開催中。20日まで。

(名切千絵)