国家映画センターで上棟式、20年完成へ 台湾映像産業の代表的拠点に

【社会】 2018/12/13 12:59 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「国家映画センター」の上棟式に出席する新北市の朱立倫市長(手前右から3人目)

「国家映画センター」の上棟式に出席する新北市の朱立倫市長(手前右から3人目)

(新北 13日 中央社)北部・新北市新荘区に建設中の「国家映画センター」(国家電影中心)で12日、上棟式が行われた。新北市政府は同センターの完成後、同市が台湾映画と世界の交流の窓口となるとともに、台湾映像産業を代表する拠点となることに期待を寄せている。完成は2020年の予定。

同市は映画産業の発展に力を注いでおり、昨年11月にはドキュメンタリー映画を主に上映する文化施設「府中15」のリニューアルを終えた。国家映画センターは映像資産の救出と保存を目的とした施設で、建設計画は新北市と文化部(文化省)が共同で進めている。地下1階、地上4階建てで、環境に配慮した「緑の建築」だという。総工費は4億445万台湾元(約14億8900万円)。

同市政府新聞局の張其強局長は、同センターを中心とした「台湾映画文化パーク」(台湾電影文化園区)の整備計画が進められていることに言及し、同パークは、映像や音声に関わる技術、人材、資金などを総合的にまとめたプラットフォームになるとの見通しを示した。来年から企業の誘致を始めるとしており、将来的には映画賞やテレビ番組賞など、大型のイベントを同パークで開催できればと述べ、中央省庁の支持を求めた。

式典に出席した同市の朱立倫市長は、同パークは映画産業に従事する若者たちに活躍の場やリソース、チャンスを与えることができると自信を見せた。

(王鴻国/編集:楊千慧)